中邑真輔の名言 

どんな状況であれ、自信があったんですよ。絶対、面白いんだってね。根拠なんかないですよ。でもね、“新日本を裏切ったヤツ、ざまあみさらせ”とは思いましたよ。まだまだですけどね。

中邑真輔(プロレス)

青山学院大学レスリング部出身の中邑は、アントニオ猪木の“刺客”として総合格闘技のリングに上がり、デビューからわずか1年4カ月でIWGP王者に。だが、その後の中邑は伸び悩み、正統派のエースがファンに受け入れられることはなかった。総合格闘技に軸足を移すこともできたはずだが、中邑は新日本に留まって、自分を表現しようともがき続けた。ブレイクのきっかけとなった身体をクネクネと脱力させる独特のムーブは、自分のプロレスと新日本の魅力を信じたからこそ生まれたものかもしれない。

Number882号(2015/07/16)

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