デザイン、機能にこだわったサイクルジャージ＆パンツ。

奥山  一日100km以上走ったり、厳しい峠を登ったりするんですよね？　だから、ちゃんとした自転車専用の機能的なウェアじゃないとダメなんですね。

高  そのとおり。片道数kmの自転車通勤や、週末にチョイ乗りするだけだったら、それこそカジュアルウェアを流用してもいいだろう。

奥山  ふむふむ。チョイ乗りくらいならレジャーですから、アウトドアファッションでも事足りますね。

高  1カ月に500km以上走るレベルになると、それは本格的な競技スポーツになるから、おのずと専用のジャージ＆パンツを着なきゃいけなくなるんだよ。自転車という競技スポーツに適した機能性を、カッコよく凝縮したのがこのパンダーニのジャージ＆パンツというワケ。だから、速さとカッコよさを求めるサイクリスト、いやライダーたちがこぞって着るんだよ。

奥山  パンダーニのラインナップを見ると、襟を敢えてボタンダウンにしたり、ヴィンテージ風のジャージは素材やロゴで巧みに風合いを出したり、自転車のパーツを上手く柄にあしらったり……。マニアには堪りませんね。

高  そうなんだよ。そういうこだわりを持って乗らないと、自転車って退屈で辛いだけだからね。

奥山  ふ～ん、随分とパンダーニにべた惚れなのに、高さんは全然着ようとしないのはなぜ？

高  ドキッ！　いや……、ん～とネ、あの……その、ほらっ、俺ったら全然速くないし、乗り方は雑で乱暴だし、お腹はぷよぷよだし、スネ毛と腿毛は汚いし……。そんな俺が着たら、Beachカバニョーロ10％のメンバーに悪いじゃん。

奥山  見事な自己分析！