ルイス・フィーゴの名言

もうサッカーに真実は存在しない。サッカーはビジネスに変わってしまった。

EURO2000の準決勝で、ポルトガルはフランスに1－2で敗れた。戦前は「なんといっても相手はW杯チャンピオン。でもフランスが相手でもゴールチャンスは必ずあるはず」と意気込んでいたフィーゴだが、1－1で迎えた前半戦後半、アベル・ザビエルのハンドの判定に激昂。ジダンがPKを蹴る前にユニフォームを脱いでしまった。結果的にこのPKが決勝点となったわけだが、GKのビトール・バイアも「こんなことは初めてだ。信じられない。UEFAは、フランス対オランダの決勝を望んでいたに違いない。こんな大会は卑怯だ」と怒りを露わにした。

Number501号(2000/07/13)