「炭水化物はダイエットの敵」は本当か!?

　そしてついに朝食。よく腹八分目、と言いますが、朝はめいっぱい食べてください。朝は胃腸の動きも悪く、時間も限られているので、お腹いっぱい食べたつもりでも、実は夕食の腹八分目と同じぐらいしか食べられないものなんです。

　代謝をあげてくれるたんぱく質をたっぷり摂るのもポイント。朝からがっつり肉、とはいかないでしょうから、牛乳やヨーグルト、卵が僕のおすすめです。もちろん炭水化物もしっかり摂ってください。

　炭水化物はダイエットの敵と思われている方も多いでしょう。しかし太る原因は、朝はたくさん食べて、夜は控えるという理想のバランスと、真逆の食生活をしているから。そもそも炭水化物はすぐにエネルギーとして使われる栄養素です。朝めいっぱい食べたとしても、そのエネルギーは1日の活動で消費されるので、脂肪になることはほとんどありません。むしろ炭水化物が枯渇すると、体だけでなく、脳も動きにくくなって、日中の活動を妨げることになりかねません。寝坊して時間がないときはバナナを食べるといいでしょう。

　朝活は太りにくい体になるだけではなく、頭がクリアになって気持ち良く1日を過ごせるという利点もあります。僕自身、出社前にジムに行くことも多いんです。みなさんも充実した朝活をマスターして、いつまでも太らない体を手に入れてください。

食事を摂るということは、内臓を働かせて負担をかけるということ。朝、コップ1杯の水とともに、胃腸のエネルギー源となるグルタミンを飲んで、しっかりとケアをしておこう。
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子供の頃はたくさんあった褐色脂肪細胞も、大人になるとほとんど残っていない。唯一残っているのが肩甲骨まわりだが、日常生活でほとんど動かすことがない部分だけに、意識的に動かして、代謝アップを心がけよう。

手の平を上に向けて腕を前に伸ばし、手首を返しながら後ろに振り下ろす。これを20往復。

手の平を下に向けて腕を横に伸ばし、体の前で腕をクロス。肩甲骨の動きを意識して20回。

朝食は簡単にバランスが取れる和食がおすすめ。ご飯と納豆、野菜入りの味噌汁で必要な栄養はクリアできる。時間がない日に活用したいバナナはビタミンやミネラルも豊富。あとは牛乳を飲んで、たんぱく質をカバーして。