アントニオ猪木の名言
世界一というところにずっと夢があるからリスクも背負う。
アントニオ猪木(プロレス)
1976年6月26日、アントニオ猪木は、ボクシング世界王者のモハメッド・アリと異種格闘技戦で戦った。世紀の一戦と謳われたが、マットに仰向けになって“アリキック”を放つだけの猪木に対し、世界中から非難の声が浴びせられた。のちに、ルールでがんじがらめにされた猪木の苦肉の策であり、さらに理にかなった戦法でもあったとの評価を受けることになるのだが──この一戦で猪木は数十億円の借金を背負うことになる。「だからある意味ではバカじゃないとやらない(笑)。カネの勘定ができたらやらないでしょう、こういうことは」。
Number681号(2007/06/21)
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