立浪和義の名言
小さい身体がハンデだとは思いません。気持ちで負けないかぎりは。
立浪和義(プロ野球)
「入部当初はやんちゃで、低いところからにらみつける悪いくせがあった。からだの大きなやつに負けるかぁという思い。負けん気は強かったです」とPL学園時代の恩師である中村順司監督は、若かりしころの立浪を振り返る。中日と巨人が69勝60敗で並び、リーグ優勝をかけて戦った1994年の最終戦、8回裏ランナーなしの場面で打席に立った立浪は、サードゴロで1塁ベースに敢然とヘッドスライディング。内野安打となったが、左肩を強打し全治2カ月の重傷を負った。こうした身体を張ったプレーに、立浪の野球哲学が凝縮されていたとみるべきだろう。
Number611号(2004/09/16)
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