カール・ゴッチの名言
君たち日本人の手で、本物のプロフェッショナル・レスリングを取り戻してほしい。
カール・ゴッチ(プロレス)
若かりしころのアントニオ猪木にレスリングの何たるかを教え込み、“ストロングスタイル”の息吹を吹き込んだのはゴッチであった。のちに猪木は自らが旗揚げした新日本プロレスを守るため、ショー的なプロレスに専念していくが、「プロレスラーは強くなければならない」という信念は崩さなかった。佐山聡、前田日明、藤原喜明、木戸修といった弟子たちをフロリダのゴッチのもとに送り込み、“プロフェッショナル・レスリング”の神髄を学ばせた。日本のプロレスがエンタテインメントとしてだけではなく、格闘技としても成立していたのは、ゴッチの存在があったからにほかならない。
Number697号(2008/02/07)
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