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タニタランナーズクラブ・深山知子 「走って、子供に負けない体力を」
text by
林田順子Junko Hayashida
photograph byMiki Fukano
posted2012/11/15 06:00
その社内にあるタニタランナーズクラブに所属するママさんランナーの
深山知子さんが、子育てと仕事の上手な両立方法を伝授!
10月4日(木)発売の雑誌Number Do『秋のランニング特集 忙しい人ほどよく走る!~あの人はいつどうやって走っているのか?~』より、特別公開です!
20余年の歴史を持つタニタランナーズクラブに籍を置く深山さん。仕事と子育ての合間を縫って走る日々は新たな出会いの連続だ。
走り始めたのは4年前。男の子が2人いるんですけど、上の子が小学校に入学した頃から、体力がついていかなくなって。でも、子供には絶対負けたくない! と思ったんですね(笑)。ただ、スポーツをしようと思っても、子育てをしながらだと、ジムに通ったりするのは難しい。では自分にできるものって何だろうと考えたときに、ランだったら空き時間にふらふらっと行って、ちょこちょこっと走って帰ってこれるなって。
子供たちが起き出す5時前に走ってから、朝ご飯の支度をします。
走るのは早朝、子供たちが起き出す前。4時半には起きて、5時前に走りに行きます。6時頃に帰って朝ご飯の支度をして、子供たちを送り出したら出勤です。出産してからというもの、子供を寝かしつけながら、一緒になって寝ちゃうことが多くて。今でも夜10時には寝ているんです(笑)。だから自然に朝方、目が覚めます。
走り始めた当初は、ストレッチもフォームも、練習方法も、どうしたらいいか全然分からなくて。誰かに教わらなきゃ、ってアタフタしてましたね。それでホームページやSNSで練習会などを探して参加してみようと思ったんです。最初に参加するときは怖かったですね。ネットでの集まりに参加することなんて今までなかったですし。でも思いきって飛び込んだら、楽しくて。
もちろん、会によっては合わなくて、1回で行かなくなったところもありました。でも大概は、走るという共通点があるから、すぐに打ち解けられるんです。偶然にもワーキングマザーだったり、年が近かったり……自分と同じような方と出会うと、すっごい盛り上がれて。走り終わった後に、お茶に行くこともありますね。