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名勝負を生み続ける聖地。
後楽園ホール50年の記憶。
~ボクシングで最高の試合は?~
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![前田衷](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
前田衷Makoto Maeda
photograph byKYODO
posted2012/04/03 06:00
![名勝負を生み続ける聖地。後楽園ホール50年の記憶。~ボクシングで最高の試合は?~<Number Web> photograph by KYODO](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/1/4/350/img_14925895ee3e72080ac524fc89738646263702.jpg)
昨年は世界戦2試合の舞台となり、井岡一翔が初防衛、八重樫東(写真)が王座を獲得した。
後楽園ホールで初めてボクシングが行なわれてから、まもなく50周年を迎える。こけら落としは'62年4月16日の高山一夫の無冠戦。当時強打が売り物の日本フェザー級王者の熱烈なファンで、手に汗握ってテレビ観戦した記憶がある。
今でこそ「ボクシングの聖地」などと称されるようになったが、開場当時は新聞の記述もあっさりしたものだった。郡司信夫著『ボクシング百年』では、'58年に旧講道館を購入して「後楽園ジム」とした経緯を紹介しているが、'62年の現ホール新設についてはほとんど触れていない。移転程度の認識だったのだろう。
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