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世界のW杯代表が躍動する
ラグビー・トップリーグ展望。
~魅力を世界に発信できるか?~
text by
大友信彦Nobuhiko Otomo
photograph byHiroki Takami(T&t)
posted2011/11/14 06:00
開幕戦デビューを果たしたスミス。円熟のプレーで勝利に貢献した
大袈裟を承知で言うと、ミニW杯みたいな状態になってきた。
W杯が終わってわずか1週間足らず。例年よりほぼ2カ月遅れで開幕したトップリーグ(TL)のことだ。
10月29日、秩父宮ラグビー場での開幕戦には、イングランド代表のジェームス・ハスケルがリコーのNO8として後半途中から出場して勝利に貢献。昨季のプレーオフ決勝再現となったメインゲームでは、サントリーに小野澤宏時、畠山健介ら日本代表が6人、サモアのトゥシ・ピシ、アメリカのトッド・クレバーらも含めれば8人、相手のパナソニックにも堀江翔太、田中史朗ら4人のW杯代表がピッチに立った。