「WBC日本代表スタメンをどう組む？」話題のChatGPTに聞くと…「3番・大谷翔平、4番・吉田正尚。1番はまさかの…」＜村上宗隆がいないワケ＞

　そうスラスラと答えるのは、人ではなく人工知能「ChatGPT」。アメリカのOpenAI社が2022年11月30日にリリースし、今年に入ってから急速に日本でも話題となっている「対話型AI」だ。対話形式で複雑な質問に答えていく新時代のテクノロジーはSNS上で大きく注目を集め、週末には「対応不可」の画面が出るほどアクセスが集中している。

　同じく世界的な話題になっているのが日本代表が3月9日に初戦を迎えるWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）。大谷翔平やダルビッシュ有ら前例なきMLB組の大量参戦に胸を躍らせている日本のファンも多いのではないだろうか。本戦に向けキャンプも始まり、スタメンは……優勝は……と開幕を前にすでにさまざまな予想がされている。では今、話題のChatGPTはどう考えているのか。実際に聞いてみた。（全2回の第1回/後編は#2へ）

私は人工知能であり、監督にはなれませんが…

侍ジャパンを率いる栗山英樹監督　©Hideki Sugiyama

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「あなたは侍ジャパンの代表監督です。どのようなスタメンを組みますか？」

　そうシンプルに質問すると、こんな答えが返ってきた。

「私は人工知能であり、WBC日本代表の監督にはなれませんが、一般的に成功する可能性が高いスターティングメンバーを提案できます。以下は私が考える、WBC日本代表のスターティングメンバーの候補です。

　1　一塁手 - 坂本勇人（読売ジャイアンツ）

　2　二塁手 - 山田哲人（読売ジャイアンツ）

　3　遊撃手 - 内川聖一（福岡ソフトバンクホークス）

　4　三塁手 - 小笠原道大（千葉ロッテマリーンズ）……」

　いや、ちょっと待ってほしい。今回の代表に選ばれていない選手もいるし、所属も違うし、一体どこからツッコんだらいいのか……。聞き方が悪かったのだろうか。どうやらSiri（Apple）ともAlexa（Amazon）とも異なる対話型AI「ChatGPT」のベーシックな仕組みを理解しておく必要があるのかもしれない。

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