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「大谷翔平は不向きだと思う…」スポーツマンNo.1決定戦で2度優勝、飯田哲也54歳に聞いた「あの番組で活躍できる現役プロ野球選手は?」 

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長谷川晶一

長谷川晶一Shoichi Hasegawa

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photograph byTakashi Shimizu

posted2022/09/13 17:02

「大谷翔平は不向きだと思う…」スポーツマンNo.1決定戦で2度優勝、飯田哲也54歳に聞いた「あの番組で活躍できる現役プロ野球選手は?」<Number Web> photograph by Takashi Shimizu

伝説的な番組『スポーツマンNo.1決定戦』のプロスポーツマン大会で2度優勝し、“スポーツマンNo.1の申し子”と呼ばれた飯田。現役プロ野球選手で出たら活躍しそうな選手を聞いてみると…

飯田 それは間違いないですね。僕の名前が売れたのは、本当にこの番組のおかげですから。運よく2回も優勝したことで、今でも僕のことを覚えてくれる人もいますから。僕を育ててくれ、名前を売り出してくれたのはこの番組なんです。

優勝トロフィーはベストナイントロフィーと一緒に飾っている

――今回、優勝トロフィーも持参していただきましたが、普段からきちんと飾っているんですか?

飯田 飾っています(笑)。ベストナインやゴールデン・グラブ賞のトロフィーと一緒に飾っています。番組の録画ビデオを見返したりすることはないけど、今でもいい思い出として記憶には鮮明に残っています。

――飯田さんは第1回から出場し、第2回、3回、5回、6回に出場しています。優勝賞金500万円も含めて、賞金もたくさん獲得しましたね。

飯田 優勝賞金が500万円で、部門賞が各30万円だったかな? ワゴンタイプの自動車も2台いただいたりして、そう考えると、あの番組には本当にお世話になったと思います(笑)。

――本当にインパクトある番組でしたね。

飯田 今はもう絶対に実現不可能じゃないのかな? どうしても、「もしもケガしてしまったら……」ということで、所属チームも参加を渋るんじゃないのかな? 詳しいことは知らないけど、僕たち出場者には多額の保険が掛けられていたそうですからね。あの当時は野村(克也)監督が「どんどんメディアに出ろ」という方針だったから、球団からも何も言われず、何も考えずに参加することができました。今から思えば、いい時代だったし、いい時期に番組に出ることができて本当によかった。繰り返しになるけど、本当にいい思い出しか残っていないですね。

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“スポーツマンNo.1”初参加で優勝、飯田哲也が本気になった理由「Jリーガーには絶対に負けたくない」「楽屋では『無理したらケガするよ』とか言ってたのに…」

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