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坂本勇人の不在で巨人はここまで違う…4番・岡本和真の驚くべき数字とは?「背番号25が見えすぎますね」掛布の鋭い指摘も 

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鷲田康

鷲田康Yasushi Washida

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photograph byHideki Sugiyama

posted2022/07/17 11:02

坂本勇人の不在で巨人はここまで違う…4番・岡本和真の驚くべき数字とは?「背番号25が見えすぎますね」掛布の鋭い指摘も<Number Web> photograph by Hideki Sugiyama

現在、離脱中の坂本勇人(左)と4番の岡本和真(右)

 坂本が離脱したことで、自分がやらねばならないという責任感に駆られること。それは仕方ないことかもしれない。ただ、もう一度、次男坊は次男坊らしく、悲壮感ではなく、いつも通りにどこか緩いムードの中に集中力を秘めた岡本らしい姿で打席に立って欲しいと思う。それはファンの願いでもあるはずだ。

落合博満の練習方法を取り入れれば…

 そのために――。

 1つ思うのは同じ右打者の落合博満さんの練習方法である。落合さんはいつも練習では緩いボールを右方向にしか打たなかった。

「緩いボールは身体が開いたら絶対に右方向には打てないし、しっかりポイントを作って打たないと思った打球は飛ばない」とは、落合さんの説明だ。

 スッとグリップをキャッチャー方向に引いて、ボールを呼び込み、左の壁を保って右方向に打ち返す。そこから身体が回ればレフトスタンドにも打球は飛ぶことになる。それが落合さんの教えだった。

 そうすればテークバックをしたときに、背番号25はあまり見えなくなっているはずである。
 

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