――現在大学3年生ということは卒論の準備もありますよね。

浅野　そうなんです！　卒論テーマは「歌舞伎の隈取りと京劇の臉譜（れんぷ）から見る日本と中国の表現の違い」で決まっているんですが……。とにかく京劇（中国の伝統芸能）の資料が少なくて。

――『テレビで中国語』（NHL Eテレ）は18年、20年にレギュラー出演していますね。

浅野　中国語は少し喋れることもあって、本当は中国まで行って観劇する予定だったんですが、コロナ禍の影響で行けなくなり……。でもやっぱり現地に行かないと分からないんです。3年生にして行き詰まっています（笑）。

――ご自身の未来はどう展望していますか？

浅野　お芝居をしたい、という気持ちはスタートから揺るがずに持っています。ただこうして好きなことを深掘りできるタレントというお仕事は本当に楽しいなと思っています。俳優さんも脚本という言葉を操るわけなので、今後も「言葉を操る仕事」をしていきたいです。まだまだ『ラグビー わんだほー！』の番組MCとして、リーグワンについての知識は浅いです。まだ空っぽなので、これからどんどん良い選手を見つけたいです！

「熱中しすぎる性格」を活かしてリーグワンを盛り上げる　©Kiichi Matsumoto

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　ラグビーの新リーグ「NTTジャパンラグビー リーグワン2022」は22年1月から5月まで続く。ウィークリーのハイライト番組MCとして、今後ますます多忙になりそうだが大丈夫だろうか。いや、浅野杏奈ならケロリとやってのけ、また多くの人を驚かせるのかもしれない。

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