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西野ジャパンの27人が意味するもの。
最後の競争と一体感の同時進行を!

posted2018/05/18 16:45

 
西野ジャパンの27人が意味するもの。最後の競争と一体感の同時進行を!<Number Web> photograph by Kyodo News

西野朗監督の初陣となるガーナ戦。ここでの布陣がまずはファーストチョイスということになるだろう。

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二宮寿朗

二宮寿朗Toshio Ninomiya

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Kyodo News

NumberWeb担当デスク(以下、デスク)「ロシアワールドカップ日本代表候補として、まず27人が発表されたね。30人弱っていう報道だったから、絞ったということ?」

二宮「位置づけとしては壮行試合ガーナ戦(30日、日産スタジアム)に向けたメンバー発表ですが、実質的には14日に済ませた予備登録35人から絞る、第2段階目の選考と言えます。

 ただ27人に絞ったように見えますけど、西野監督は追加招集をにおわせています。たとえばベルギーで優勝プレーオフを戦っている久保裕也について“状況によっては(追加招集の)可能性がある”と発言していますから」

デスク「ポジション別に見ていくことにしようか。GKは川島、東口、中村の3人」

二宮「右頬骨と眼窩底を骨折した東口の状態が懸念されていましたけど、先の横浜戦で復帰して好パフォーマンスを披露しました。正GKの川島は“鉄板”ですし、中村も柏で好調を維持しています。ここは予想どおりじゃないですかね」

デスク「続いてDF陣は8人。長友、槙野、吉田、酒井宏、酒井高、昌子、遠藤、植田」

二宮「センターバックは吉田が軸で、パートナーを昌子、槙野が争うというのがハリルジャパンの状況でした。ここに長身の植田か、経験値のある森重かという選択だったと思うんですけど、空中戦の対応を考えて186cmの植田をチョイスしたのかなと」

デスク「遠藤航が入ったことはどう?」

二宮「守備のユーティリティータイプを1人、入れておきたいと考えたように思いますね。サイドバック、ボランチとどこでもこなせますからね」

好調チームの好調選手、青山。

デスク「さて驚きは、MF陣。バーッと並べると長谷部、青山、本田、乾、香川、山口、原口、宇佐美、柴崎、大島、三竿、井手口と12人。ハリルジャパンの初期に呼ばれていた、青山がここで代表に復帰するとは思わなかった」

二宮「西野監督は選考理由について『間違いなく最高のパフォーマンスを出している1人』と語っています。首位を独走する広島の中心としてけん引していて、持ち味のパスセンスのみならず、守備力、統率力には今季目を見張るものがあります。

“調子のいいチームの調子のいい選手を選ぶ”という観点に立てば、なるほどと納得できます。青山は前回のブラジルW杯メンバーでコロンビア戦に先発しています。そういった経験値も加味されたのかな、と」

【次ページ】 中島翔哉が落ちたのは難しい選択。

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