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武豊、全GI制覇の難関は朝日杯FS。
17戦して未勝利、今年はいける?
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byAFLO
posted2017/12/16 09:00
エアスピネルで惜しくも制覇を逃すなど、2着4回。天才・武豊にとって朝日杯は鬼門となっている。
前週はオルフェーヴル産駒、今週も新種牡馬で。
2014年から、中山芝1600mに替わり、直線の長い阪神芝外回り1600mで行われるようになった。同じコースで行われている阪神ジュベナイルフィリーズがクラシックディスタンスで強い馬を送り出しているように、ダービーで勝ち負けする馬がもっと出ていいような気もするが、今年の2歳世代はどうなるだろうか。
ということで、印を。
◎ダノンスマッシュ
○ダノンプレミアム
▲タワーオブロンドン
△ステルヴィオ
×ファストアプローチ
注アサクサゲンキ
本命は、先週の阪神ジュベナイルのオルフェーヴルにつづき、新種牡馬が輝いてほしいという願いもこめ、ロードカナロア産駒のダノンスマッシュ。朝日杯男の福永が鞍上で、過去2戦メンバー最速の上がりで勝っており、終い勝負になるこのコースで持ち味が生きるタイプだ。
武のアサクサゲンキも、折り合いさえつけば飛んでくる可能性があるので、がんばれ馬券(単複)を買ってみたい。