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ロナウド&メッシさえいなければ……。
バロンドール3位という涙の歴史。 

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茂野聡士

茂野聡士Satoshi Shigeno

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posted2017/12/15 11:00

ロナウド&メッシさえいなければ……。バロンドール3位という涙の歴史。<Number Web> photograph by Getty Images

5度目のバロンドール受賞を祝福されるロナウド。ここまでズラリと並ぶと、壮観というより有難みがないような……。

リベリー、ノイアーでも獲得できないなんて。

 投票率で最も2人に肉薄したのは、2013年のリベリー。バイエルンは2012-13シーズンのCL準決勝でバルサを合計スコア7-0で撃破し、その勢いのままビッグイヤーを獲得。またブンデスリーガと国内カップ戦を含めてドイツ史上初の3冠達成を成し遂げた。

 このチームにあってリベリーは得意のサイドアタックで相手を圧倒していたが、超ハイレベルでゴールを量産していた2人にかなわなかった。運がなかったとしか言いようがない。

 同じバイエルンの世界最強の守護神ノイアーもついてない。2014年ブラジルW杯を制し、なおかつブンデスリーガも連覇。何よりシュートストップ能力はもちろん、その驚異的な守備範囲はGKの概念を変えた。1963年のレフ・ヤシン以来となるGKの受賞を果たすかと思われたが、結果はご存知の通り。

 ノイアーらGKやDFが受賞するためにはタイトル獲得とともに、直接対決での神がかりなプレーで2人を抑え込むしかないのだろう。例えばノイアーであればメッシとロナウド相手にシュート10本浴びながら、すべてファインセーブするといった具合である。もはやマンガのような展開で、ほとんど実現不可能ということだ。

2人を上回るためには4つのノルマが必要?

 ここまで記してみると、ロナウドとメッシを上回るインパクトを残すためには4つの“ノルマ”をクリアする必要がありそうだ。

(1)2人とチームメートではない
(2)ゴール&アシスト数で2人に肉薄(DF、GKは直接対決で2人を無得点に抑え込む)
(3)直接対決でレアル・マドリー、バルサに勝利
(4)クラブ、代表両方で2人を上回るタイトルを獲得

 (1)以外、全部難しい。特に(2)は大目に見てもらうしかない。

【次ページ】 “どこよりも早い2018年バロンドール予想”は……。

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