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「あの試合のことなら2時間喋れる」
中村憲剛、EURO予想の答え合わせ。

posted2016/07/14 16:30

 
「あの試合のことなら2時間喋れる」中村憲剛、EURO予想の答え合わせ。<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

国際大会のイタリアは侮れない。今回もまた、その鉄則を欧州に知らしめるプレーぶりだった。

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Takuya Sugiyama

 7月5日。つまり、EURO2016準決勝第1戦のポルトガル対ウェールズが行われる前日、中村憲剛はちょっぴり悔しそうな顔で、取材部屋へとやって来た。

「ベスト4はドイツ、スペイン、フランス、イングランド。近年、国際大会で主役を演じているふたつのサッカー大国と、新星の登場を機に復権を狙うふたつのサッカー大国という見方ができます」

 これは約1カ月前、EURO開幕前にNumberの取材で憲剛が語ったベスト4の勝ち上がり予想だ。実際に4強に勝ち残ったのは、ポルトガル、ウェールズ、ドイツ、フランス。正解率、50%。自称「欧州サッカーオタク」としては、やっぱり悔しい。

「ドイツとフランスは的中しましたけど、反対の山は大きく外してしまいました。僕のイチオシだったスペインが、グループリーグ2位通過になったのが大きな要因でしたし、3位突破の予想が難しかったですね」

ベルギー対イタリアを観て「よっしゃ。予想通りだ」。

 ただし、個々の試合予想はさすがだった。例えばグループEのベルギー対イタリアについて、こう占っていた。

「ベルギーにとっては、初戦の相手がイタリアというのが気になるところ。チームとして若いベルギーの出鼻を、老獪なイタリアが挫くのではないかと思うんです。前評判は決して高くないけれど、そういうときほどイタリアは一丸となる。しかもGKブッフォンを中心にユベントス勢で固めた守備陣の堅さは大会屈指。かつてのロッシやスキラッチのように、救世主が現れるかもしれません」

 予想どおり、ベルギーはイタリアに「出鼻を挫かれた」。アザールやデブライネの突破がユベントス守備陣に封じられ、0-2の完敗を喫した。

 このことに触れると、憲剛もにんまり。

「試合を観ながら、『よっしゃ。予想どおりだ』って思ったもんね(笑)」

【次ページ】 ブッフォンが流す涙に「もらい泣きした」憲剛。

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