詳説日本野球研究BACK NUMBER

今年のセンバツを盛り上げるのは!?
出場校と注目の35選手を一挙紹介!  

text by

小関順二

小関順二Junji Koseki

PROFILE

photograph byNIKKAN SPORTS

posted2014/01/24 18:10

今年のセンバツを盛り上げるのは!?出場校と注目の35選手を一挙紹介! <Number Web> photograph by NIKKAN SPORTS

昨年11月の神宮大会で3本塁打を放った日本文理の飯塚悟史。投手としては課題を残したが、スケールの大きい打撃は要注目だ。

 3月21日に開幕する選抜大会出場32校が1月24日発表された。例年通り、北海道から九州までの10地区から28校が選出され、明治神宮大会優勝校の所属地区に与えられる明治神宮枠は同大会の優勝校が沖縄尚学だったので九州・長崎の創成館が選出された。

 21世紀枠は小山台(東京)が東京から初、海南(近畿・和歌山)は近畿地区からは'12年の洲本以来、2年ぶり4校目の選出、大島(九州・鹿児島)は奄美大島から初の甲子園出場となった。

21世紀枠最大の注目は伊藤優輔擁する小山台。

 小山台は都立高校としては選抜初出場となるが、昨秋の東京大会で早稲田実、日大豊山を破って8強に進出しているように実力は申し分ない。とくにマウンドを守り続けたエース、伊藤優輔は理想的なフォームから繰り出す140キロ台のストレートが素晴らしく、今選抜でも大会屈指の好投手と評価されている。

 海南は近畿大会1回戦敗退(1対2)も強豪、履正社相手に8回表まで1対1の接戦を演じているように粘り強さが身上。和歌山大会でも3試合中2試合が1点差勝利。エース・岡本真幸の右腕が生命線と言ってもいい。

 大島は昨秋の鹿児島大会3回戦で鹿児島玉龍を6対5、準々決勝では樟南を8対7と、甲子園出場経験のある有力校を1点差で破った戦いが注目される。準決勝で指宿商に敗れているがこれも1対2の僅少差。離島のハンディをものともしない戦いぶりが高く評価されての選出となった。

 明治神宮枠の創成館は、準優勝した美里工相手に0対1の接戦を演じた準々決勝の試合が高く評価された。昨年の選抜大会は8強に進出した仙台育英と初戦で当り2対7で敗れているが、代替わりしても九州上位の力を保持する安定感は評価していい。

【次ページ】 1枠をめぐりデッドヒートが演じられた関東と中国・四国。

<< BACK 1 2 3 NEXT >>
1/5ページ
関連キーワード
センバツ

ページトップ