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【動画】「打率は2割8分くらい打ちたいと思ってて」2桁本塁打の西武・渡部聖弥が振り返るバッティング試行錯誤の1年目「オープン戦ではまっすぐが弾けなかった」
Number1131号に掲載の[躍動したルーキーズ②]渡部聖弥「1巡目との差を埋めなきゃと」もあわせてお楽しみください。(聞き手:中村計)
渡部聖弥選手は2025年にドラフト2位で西武に入団し、ルーキーながら「5番・左翼」で開幕スタメンに抜擢。足首のねん挫で2度の登録抹消を経ながらも、シーズンを通して109試合に出場、110安打、打率 .259、12本塁打と活躍しました。
今年は宗山塁(楽天)、西川史礁(ロッテ)と同期の大卒ルーキーも躍動する中で、2桁以上のホームランを打ったのは渡部だけ。
しかし、本人が気にしていたのは、目標に届かなかった「打率」でした。
「ホームランバッターではないので、打率の方を重視して2割8分くらい打ちたいなと思ってて……」
「野球って難しく考えちゃうと、めっちゃ難しい」
さらに、「オープン戦ではまっすぐが弾けなかった」という入団当初の自分の打撃技術を振り返り、大学時代と今で構え方は「上体が違う」と語ります。
「野球って難しく考えちゃうとめっちゃ難しいんです。悪いと全部否定したくなるというか。そしたら自分を見失うんで」
強みの「思い切りのよさ」はそのままに、体重のかけ方をはじめ修正できる部分に焦点を当てて試行錯誤を重ねてきました。

そして、バッティングの変えるべき部分と変えない部分を見極められた土台には、渡部選手の新人離れしたメンタルの安定感もあります。
「以前自分の課題だったんです。大舞台で活躍できないというかあがり症というか」
高校時代から悩み、大学時代に自己分析や読書を経てつかんだ、気持ちをフラットにもっていくコツは「いつも通りにやる」ことでした。
シーズン序盤に首位打者に立った時期もありましたが、当時は「どこかで落ちてくるだろう」「今は調子がいいだけ」と冷静に自分を戒めていたそうです。
この動画では以下のようなことについても語っていただいています。
- 同期の西川史礁&宗山塁への意識
- 6月~8月で失っていたバッティングでの積極性
- パMVPモイネロから打ったポール際のホームラン
- 9月に使い始めた魚雷バットとの相性
- 「絶対に1番になれ」という父の教え
- 将来目指すのはトリプルスリー!?
シーズン終了後の秋季練習中に、ドラフト指名を受けてからのこの1年を振り返ってもらった約18分のインタビュー、ぜひご覧ください。(10月18日取材)
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