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豪雨が明らかにした、WGPの問題点。

 今年もナイトレースとされたWGP開幕戦・カタールGP決勝は、雨のため大荒れの結果となった。

 最初に行なわれた125ccクラスは、スタート直後に降った雨のため、わずか4周で赤旗中断。ハーフポイントでレースが成立した。続く250ccクラスは、雨も上がりドライコンディションで行なわれたが、本来20周のレースを13周に短縮してスタートが切られた。

 それもこれもモトGPクラスを時間通りにスタートさせるための措置で、レースの公正さより“興行=TV中継”を優先させていると言われても仕方のない進行だった。それにもかかわらず、予定通りにスタートが切られるはずだったモトGPクラスは、ウォームアップ直前に再び激しい雨に見舞われ、レースは異例の翌日延期となった。

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photograph by Satoshi Endo
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