鹿島アントラーズの連覇で幕を閉じた'08年シーズンのJリーグ。しかしクラブ間の実力差が拮抗する日本サッカーの現状を反映するように、'09年シーズンのJリーグも群雄割拠の様相を呈している。
ACL制覇を果たしたガンバ大阪は今季もチョ・ジェジン、レアンドロらの実績ある外国籍FW、日本代表にも選出された若手DFの高木和道らの即戦力を獲得して万全の体制を整えた。
またドラガン・ストイコビッチ率いる名古屋グランパスや、クラブ史上初タイトルを獲得したナビスコカップ王者の大分トリニータなども昨季携えた自信を基盤に初戴冠の気概に満ち溢れている。一方で、1年でJ1への返り咲きを果たしたサンフレッチェ広島、初のトップカテゴリー参戦となるモンテディオ山形の奮起にも、期待したいところだ。
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photograph by Atsushi Kondo