DF史上最年少のベストイレブン受賞。20歳にしてA代表で不動の右サイドバックになりつつある内田篤人が、'08年Jリーグ・アウォーズで、大きな勲章を手にした。その数日前には、安田理大がマンチェスター・ユナイテッドとガチンコ勝負。同級生の彼らにとって、'08年は確実に歩を進めた1年となった。
しかし、その一方で、柏木陽介のように、思うようなプレーができず、苦しい1年を過ごした選手もいる。
「陽介を中心にパスを回せば、簡単にはボールは取られない」
内田は'07年U-20ワールドカップを前に、そんな表現で手ごたえを口にしたことがある。柏木は当時、間違いなく同世代の主役だった。U-20ワールドカップ後は、北京五輪アジア最終予選でも活躍。大きな注目を集めた。
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photograph by Tomoki Momozono