トップ4がそろって2勝という拮抗した展開で迎えた第9戦イギリスGP、前週フランスに続く2連戦を勝ち抜いたのは復調著しいK・ライコネン。
今シーズン、フェラーリF2007と新ブリヂストン・タイヤから、自分に合ったパフォーマンスをずっと探りながら6月まで戦ってきた“最速ドライバー”。納得いかない部分がどこかにこびりついていたのはたしかだ。毎戦コースサイドでウォッチしていて彼らしくない中途半端なライン・ミスや、ハーフスピンが金・土曜フリー走行で目についた。マシン・セッティングと同時進行で2種のタイヤスペックを試していく重要なこの時間帯、トップ4の中で彼とマクラーレンのF・アロンソに同じような悩みがあった。
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photograph by Hiroshi Kaneko