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ノーヒッター八木智哉。悪環境が生んだ投球術。

2009/03/08

 今年は新人がおもしろい。高卒で51年ぶりに開幕スタメンマスクをかぶった西武・炭谷銀仁朗。先発勝利ルーキー一番乗りを果たしたオリックス・平野佳寿。中継ぎでフル回転の巨人・福田聡志。そして、4月15日のソフトバンク戦で10回までノーヒットノーランというとんでもないピッチングをしたのは、日ハムの希望枠ルーキー、八木智哉である。

 0―0のまま10回で降板したため、勝ち星も記録も逃したが、新人の無安打無得点は、'87年の中日・近藤真一以来。延長まで投げて無安打無得点を達成したのは、'73年の阪神・江夏豊(11回)だけだから、球史に名を残す快投といっていい。

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