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北京五輪は大丈夫?模索する北島康介。

2009/03/08

 いったいどうしてしまったのだろう。北島康介が苦しみ続けている。

 「復調の足がかりをつかめたら」

 8月のパンパシフィック選手権へ向けて、6月中旬に行なわれた日本代表合宿中、そうつぶやく姿があった。

 '04年のアテネ五輪で、前評判通りの強さを発揮して平泳ぎ100、200mで2冠に輝き日本競泳陣の大黒柱となった北島だが、その後は本人も納得のいかない状態が続いている。

 '05年4月の日本選手権200mでは3位。5年ぶりに日本人選手の後塵を拝し、同年7月のモントリオール世界水泳でのこの種目の代表を逃した。

 このときは五輪の活躍の余波でイベント出演が相次ぐなど多忙をきわめ、練習が不足したこと。また、「なめていた部分がありました」と本人が語るように、モチベーションの問題もあっただろう。

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