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スノーボードはトリノの“隠れメダル候補”だ。

2009/03/08

 トリノ五輪のプレ大会として2月10日に行われたW杯スノーボード男女ハーフパイプで、19歳の兄・成田童夢と17歳の妹・夢露がそろってメダルを獲得した。兄は42・1点で3位、妹は41・4点で2位。兄妹が同日にW杯の表彰台に上がったのは史上初で、2人は「気が動転して何を言ったらいいのか」(童夢)、「むちゃうれしい」(夢露)と喜びを爆発させた。

 成田兄妹はともに父・隆史さんが監督を務める「夢くらぶ」に所属している。11歳の弟・緑夢を加えた成田ファミリーは、スノーボード界では昔から有名だった。子供たちに「夢」を託した隆史さんは、小さい頃から徹底的に英才教育を施してきた。童夢と夢露はもともとモーグルの選手だったが、すぐにスノーボードに転向。雪がない夏場は水上スキーのウエークボードにも取り組み、あふれる才能をいかんなく発揮してきた。

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