人間、何でもできるというのは便利なものである。子どもの時、勉強もでき、スポーツも万能、そして美男美女なんて友人はモテモテだった。しかし、モテるのも大変なようで、あっちを立てればこっちが立たずといったモテない人には分からない贅沢な悩みがあったようだ。
森上亜希子は、この夏、テニスファンからモテモテ状態だったという。フェド杯世界グループ2部プレーオフの対ブルガリア戦で、日本のNo.1としてカラタンチェバ、マレーバの格上選手を破ったことで波に乗った。個人戦のツアーでも、米シンシナティで自身ツアー初の決勝進出。続く4大大会に次ぐレベルのサンディエゴの大会でもベスト4に進み、杉山愛との日本選手対決で敗れた。世界ランクは、初めてトップ50となり、自己最高位を更新している。米国発信の記事を読むと、森上のプレーが、多くのファンを魅了したと書かれていた。
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photograph by Hiromasa Mano