先月、大阪で開かれたフットボールカンファレンスにて、FIFA技術委員長のオジェックが、ワールドカップ・ドイツ大会の分析結果を発表した。
それによれば、準決勝に進出した4カ国のDFには、いくつか共通点があったという。いずれも4バックであったことはもちろん、2枚のセンターバック(CB)が「ボールを奪えるだけでなく、ボールを使ってプレーに参加できた」。要するに、世界トップのCBは守備だけできても務まらない、ということだ。
この分析を待つまでもなく、オシムは、このポジションでの日本の人材不足を指摘している。残念ながら、日本のCBには、守備能力に加え、ボールを扱う高いスキルを持った選手が非常に少ない。
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