残りあと10節。J1の戦いもいよいよ終盤を迎え、下位チームにとっては胃が締めつけられるような、苦い残留争いの季節がやってきた。
24節終了時の勝点を最下位の18位から挙げると、横浜FC=11、甲府=21、大宮=21、大分=25、千葉=28、広島=29、FC東京=29、神戸=29。ひとり大きく水をあけられ、新監督と大量の補強選手を迎えてゼロから仕切り直しとなった横浜FCは既に降格が濃厚だが、先が読めないのは、残留圏内の15位以上を目指す甲府、大宮、大分の争いだ。
おかしな表現だが、今季の残留争いは相当レベルが高い。順位は下位であっても、戦術面の統一感は失なわれず、選手たちのベクトルが揃って、目指しているスタイルが明確に表現できているというチームが多いのだ。
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