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「外交的に最高の結果ですね」チュニジア戦、スウェーデン戦を“アウェー”で観て、驚いたこととは?「“神の手”の試合を…」《金子達仁エッセイ》

2026/07/13
前半はシャッフラ大使(右から2人目)の周囲もにぎやかだったのだが…… / ベイェさん(手前左)らスウェーデン大使館勢は国旗まで持参して熱烈に応援
2026.6.21、vs.チュニジア。2026.6.26、vs.スウェーデン。「四面楚歌」第2弾は大使館編。“アウェー”を存分に味わうはずが……。(原題:[アウェー観戦記(2)]金子達仁の四面楚歌 チュニジア&スウェーデン編)

 外交辞令という言葉なら知っていた。だが、本物の外交官から“外交辞令”を聞いたことはなかった。

 なので、戸惑った。

「カタール・ワールドカップでフランスに勝ったチームには才能が集まっていましたし、仲間としても上手く噛み合っていました。でも、今のチームは大会直前に監督が替わった新しいチーム。4年前と比べることはできません」

 大会へ向けての自信を問うと、チュニジアのアハメッド・シャッフラ特命全権大使は淡々とそう答えた。

 オランダ戦はオランダ女性とオランダ人が経営するパブで観戦することになったが、長崎行きを断念する以前に、実はもう一つ断念していたことがあった。

 大使館での観戦である。

 日本の3試合を、対戦相手の大使館の方々と観戦する。チュニジア大使館、スウェーデン大使館はすぐにOKの返事をくれた。ただ、なぜかオランダ大使館からは丁重に断りが入り、後にその理由は、小泉進次郎防衛大臣が大使館で観戦する予定になっていたばかりか、天皇陛下がオランダを訪問するということで、大使館はてんやわんやの大騒ぎになっていたからだろう、ということが判明した。つまり、当初の企画意図からすると、オランダの方がイレギュラーだったのである。

 さて、外交辞令かどうか判断に困る言葉を口にするまで、シャッフラ大使はむしろ饒舌だった。

「チュニジアはアフリカ・サッカー連盟のチームとして、初めてワールドカップで勝利を収めた国です。アルゼンチン・ワールドカップでメキシコに3-1で勝った時は、国中が熱狂の渦に巻き込まれました」

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photograph by Shigeki Yamamoto / Miki Fukano

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