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「ハードワークをしっかりやったうえで、自分の色を出す」中村敬斗に期待される“左の翼と左の影”“ブロック崩し”の役割《森保監督は「振れば入る、打ち出の小槌」と称賛》
《振れば入る、打ち出の小槌》
指揮官の森保一をして、そう言わしめる男。その特異な才能に、一段と大きな期待が集まりつつある。
今夏の北中米W杯に挑む森保ジャパンは大駒を失った。三笘薫である。不運にも、左ハムストリングの負傷に倒れ、最終メンバーから外れることになった。
その三笘と同じ左の翼。3月のイングランド戦同様、本大会でもスタメンの最有力候補と目される。もっとも、三笘の代役として――では、ない。異なる個性と強みを持った中村敬斗として――だ。
「守備も含め、チームの土台であるハードワークをしっかりやったうえで、自分の色を出せればいい」
三笘を含む、ほかの誰とも違った独自の色。それこそ“足を振れば、点が入る”と絶賛された破格の決定力にある。それも、ストライカーの域に迫る代物だ。
自分の役割は「ゴールにつながるプレー」
数字を見れば分かりやすい。日本代表における国際Aマッチの実績は25試合に出場し、10得点をマーク。1試合平均の得点率は0.40で、三笘のそれ(0.29)を大きく上回る。もっと言えば、代表の主砲を担う上田綺世とほぼ同じ数値だ。
さらに、出場数を出場時間に置き換え、90分当たりで計算すると、その数値は一気に0.728まで跳ね上がる。ほぼ1試合に1ゴールを期待してもいいぐらいだ。
10得点の中身を見ると、先発出場で7得点、交代出場で3得点。どのような形で使われても、しっかりと結果を残してきた。事実、自分の役割について「ゴールにつながるプレー」と即答する。
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