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【内川聖一の視点】「阪神タイガースに流れが傾きそうな場面で…」大きな意味を持った栗原の同点打と「すごくいい投手」デュプランティエの誤算《日本シリーズ第2戦の詳細解説》
2025/11/07
ソフトバンク打線が爆発。初回に栗原、山川の連続適時打で逆転すると、2回に山川の3ランなどで早くも試合を決めた。周東は1試合5安打で日本シリーズ新記録。阪神は8月9日以来の登板となった先発デュプランティエが2回途中7失点KOと誤算だった(写真)。(原題:第2戦 ソフトバンク10-1阪神 内川聖一「1本だけでも大きかった栗原の同点打」)
短期決戦では、実力を持った選手たちとはいえ、好不調が浮き彫りになります。それだけに、この日の両チームは「起こしてしまうのか」「眠らせたままでいるのか」で明暗が分かれた試合になりました。
2回までにホークスが9得点。一気に勝負を決めましたが、ポイントは1回の栗原選手のライト前タイムリーと山川選手のライトフェンス直撃のタイムリー二塁打です。特に山川選手はクライマックスシリーズで失策があり、打撃も本人が望む結果にはなっていませんでした。期する思いはあったはず。でも、外角直球を強引に引っ張らず、逆方向に打ちました。打球方向を見て気負いがないと感じましたし、あの打席が2回の3ランに繋がったと言えるでしょう。
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photograph by Hideki Sugiyama
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