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「足がちぎれてもいい」東克樹は“指笛”さえもエナジーに…近藤健介がバットで示した存在感《日本シリーズ第3戦:2人のKEYMAN》

2024/11/09

指笛もエナジーにして。

 最悪のシチュエーションで、ハマのエース・東克樹に復活マウンドは回ってきた。

 10月12日のクライマックスシリーズで左太もも裏を肉離れ。17日ぶりに上がったマウンドはチームが開幕2連敗中という逆境だ。

 それでも左腕の心は前向きだった。

「投げられる喜びを感じながらマウンドに立ちたいという思いもあったし、足がちぎれてもいいくらいのつもりだった」

 1点を先制してもらった1回の立ち上がり。「少しコントロールがばらけた感じだった」と女房役の戸柱恭孝が振り返るように1死からの連打、味方のまずい守備もあって2死一、三塁のピンチを背負った。そこで近藤健介には甘く入ったチェンジアップを左中間二塁打され、あっという間に同点に追いつかれた。

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