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《新星》千葉百音は五輪出場を目指し“滑る感覚”を磨く…羽生結弦は「いつも追いかけっこをしてくれる、スケートのうまいお兄さん」

フィギュアスケートの新星、千葉百音

 仙台に、ナチュラルでなめらかな滑りをする子がいる――。フィギュアスケート界ではここ数年、そんな話をよく耳にした。昨季の四大陸選手権3位となった千葉百音(18)のことだ。

「滑る感覚は、子供の頃から大切にしてきました。力を抜いても楽に進んでいく位置がエッジのなかに必ずあるので、そのポイントを探す。それが自分のスケートの原点です」

 4歳の時、仙台でスケートを始め、当時ジュニア選手だった羽生結弦さんに遊んでもらって日々を過ごした。

「いつも追い駆けっこをしてくれる、スケートのうまいお兄さん。テレビに出ているのを見て、すごい人なんだと知り、憧れの存在になりました」

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photograph by Yuri Manabe

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