敵のプレスをかいくぐる手立てを見出せるか。森保一監督率いる日本代表は厄介な問題を抱えたまま、2カ月後に迫ったカタールW杯に挑むことになりそうだ。
先頃、アメリカ、エクアドルとのテストマッチを消化し、結果は1勝1分け。そこで本番仕様と目される旧布陣(4-2-3-1)を試みる一方、試合を締めくくる際の防壁として、5バック(5-2-3と5-3-2)も試している。
さらに、2試合で先発を総入れ替え。短い時間ながらも2トップの一角に伊東純也を、ウイングバックに原口元気と相馬勇紀を使い、選択肢の拡大にも余念がなかった。それでも、肝心の課題は残ったまま――。
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photograph by Kiichi Matsumoto