大ベストセラーとなった『思考の整理学』の著者、外山滋比古さんのエッセイ集。「忘れる」ことがいかに大切かって思いました。人間は知識や情報をいっぱい詰め込んで覚えようとしますけど、忘れるのは別に努力しなくてもできますよね。僕も記憶力自体はあるほうだと思うのですが、嫌なこと、興味ないことは結構すぐに忘れています。
本書にはこのようにあります。
「よく眠ったあとの朝の目覚めは、一日のうちでもっとも清々しく、気力にみち、ものごとがよくわかる状態である。グッド・モーニングである。夜中に、忘却がすすんで、頭脳がきれいになっている証拠である」
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