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松坂大輔「背番号1をもらえなかった理由」(連載3)

2022/04/30
関東大会で優勝するなど、強豪チームとして名を轟かせた江戸川南シニア時代(写真は松坂氏提供)
高校野球を見越して、小学校6年から硬式球を握ることを決意。しかしリトル、シニア時代は投球には自信を持てなかった。徐々に全国の強豪と戦う機会も増え、己の現在地を知るように。

 リトルリーグでプレーできる年齢は12歳までと定められている。9月生まれの松坂大輔は12歳になったばかりの小6の秋、軟式のチームを卒団して江戸川南リトルリーグへ入団した。やがて高校で野球をやることを見据えて硬式を選んだのである。

◆◆◆

 僕、リトルリーグというものの存在を小学校の低学年の頃は知らなかったんです。だから小学校のときは当たり前のように軟式の東陽フェニックスで野球をやってきました。でも、いずれ高校野球をやるつもりなら早くから硬式球に慣れたほうがいいと言われて、近所にあったリトルリーグのチームに入ることにしました。

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