#1048
巻頭特集

記事を
ブックマークする

[各界からのラブレター]今年はこんな大谷翔平が見たい!――今村翔吾「『翔』の由来となった義経を超える英雄に」

2022/04/01
1984年6月18日、京都府生まれ。ダンスインストラクターを経て作家に。今年『塞王の楯』で直木賞受賞
常識を軽々飛び越える彼ならどんな願いも叶えてくれるはず。シーズン開幕を待ちきれない、大谷ラバーズ有名人たちの熱~いエールを一挙公開!

 私の名、今村翔吾はペンネームではなく本名である。この中で「翔」という文字は、長らく人名漢字ではなかった。人名漢字となったのは昭和五十六年十月のこと。つまりそれ以前に生まれた人の中には、特例的に裁判所が改名を認めた場合を除き、この字が名前に含まれている人はいないことになる。

 私は昭和五十九年生まれであるため、名前に使うことが出来た訳だ。さて、この「翔」の字を持つ有名人は幾人か思い浮かぶ。敬称を省かせて貰うが、櫻井翔、三浦翔平、松田翔太、綾小路翔などが浮かぶ。他にも多くの翔の字を持つ著名人はいる。

 だがアンケートを取ったとしたら、今最も多くの人が名を挙げるのは彼ではないかと思う。そう、大谷翔平である。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

0

0

0

前記事 次記事