プロ野球の日本シリーズはヤクルトが20年ぶりの優勝を飾った。6試合のうち5試合が1点差のゲームで、第1戦はオリックスのサヨナラ勝ち、第6戦は延長12回にヤクルトが1点を奪って勝利するという、歴代でもまれな戦いだった。
ヤクルトが前回、日本シリーズで優勝したのは2001年のことだが、1990年代には'92年、'93年、'95年、'97年と日本シリーズに出場していて、'93年、'95年、'97年は優勝していた。
初出場から通算すると、日本シリーズに8回にわたって出場していて、8回というのは、両リーグの中で6番目の成績だ。8回のうち6回は優勝しており、日本シリーズに関して言えば、ヤクルトは優れた成績を収めてきた。ヤクルトが戦った日本シリーズの成績をつぶさに振り返ってみると、なかなか興味深いところがあるのだ。
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photograph by Nanae Suzuki
