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大補強ドジャースは連覇ならず。それでも保証なき投資は続くのか。

2021/11/10
NLCS第2戦、5回途中で降板したシャーザーと話し込むロバーツ監督。リリーフ登板から中2日の先発起用だった

 昨年世界一のドジャースが、ナ・リーグチャンピオンシップシリーズ(NLCS)でブレーブスに屈し、念願のワールドシリーズ(WS)連覇を逃した。2000年にヤンキースが3連覇を達成して以来となるWS連覇は成し遂げられず、無念の終戦。試合後、デーブ・ロバーツ監督は、敵軍の勝利を称えつつも、さすがに悔しさを隠せなかった。

「彼らがすばらしい仕事をして、我々を破ったということだ」

 難関に挑むドジャースは今季、なりふり構わず突き進んできた。オフには、FAの目玉だった先発右腕トレバー・バウアーを3年1億200万ドル(約107億円)で獲得。年俸総額が30球団最高となり、コロナ禍に伴う減収で緊縮財政を強いられる他球団を尻目にぜいたく税を課せられても、大型補強に踏み切った。

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photograph by Getty Images

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