「素晴らしい選手たちが集まってくれて、実際の試合以上の強度でプレッシャーをかけてくれた。オリンピック本番の前にいい準備ができた。実際の試合で何が起こっても驚くことはないと思う」
東京五輪代表内定選手のトゥキリロテ(近鉄)は嬉しそうに話した。五輪開幕まで3週間と迫った7月上旬の北海道・定山渓合宿中に実施されたオンライン共同取材。連日行われた「五輪シミュレーション」について聞かれたときだ。
合宿には東京五輪代表内定選手12人、バックアップ4人の他に、試合相手として25人もの選手が参加していた。そこにはジョシュア・ケレビ(豊田自動織機)、ラリー・スルンガ(NTTドコモ)らフィジーやトンガなどにルーツを持つトップリーグ選手や山村知也、メイン平(ともにリコー)ら近未来のセブンズ代表を担いそうな若手、そして坂井克行(豊田自動織機)や小澤大(トヨタ自動車)ら、これまで長くセブンズを支えながら東京五輪直前に代表から外れたベテラン選手も集結。練習台として激しく厳しく体を張った。
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photograph by Nobuhiko Otomo