今の自分は分子レベルで見ると過去の自分と“別物”だそうです。
動的に自分を保っている「動的平衡」という概念。著者で分子生物学者の福岡伸一さんの説明によれば「生体を構成している分子は、すべて高速で分解され、食物として摂取した分子と置き換えられている。身体のあらゆる組織や細胞の中身はこうして常に作り変えられ、更新され続けているのである」。つまり、常日頃の食事がどれほど大切か。簡単に言えば体に良くないものを毎日食していると、調子も悪くなる。科学的な根拠に基づいて仕組みを解説してくれているので、一つひとつが腑に落ちる思いでした。
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