マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が、来季から本格的な技術指導に携わることになった。ジェリー・ディポトGMが、来季のイチロー氏の処遇について話したもので、肩書こそ変わらないものの、外野守備と走塁部門で若手選手の育成を担当することになった。
「これまで以上に多くの時間をグラウンドで過ごしてもらうことになる。彼は生きた偉大なお手本。若い選手に見習ってほしい」
昨年途中、選手登録枠から外れた後に特別補佐となり、今年3月の現役引退後はインストラクターとしてメジャーの本拠地開催試合、さらにメジャーの遠征中は傘下3Aタコマで打撃投手を務めるなど、練習のサポート役を務めてきた。もっとも、コーチの立場ではないこともあり、グラウンド上で具体的な指導をする光景はほとんど見られなかった。
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