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フィンク監督に押された背中。 飯倉大樹のチャレンジは続く。 ~ヴィッセルを支えるGK~

2019/10/18
9月28日の川崎戦では好セーブを連発した飯倉。一時は15位に沈んでいたチームも残留争いを抜け出しつつある。

 攻撃のリズムをつくるのは最後尾から。低迷していたヴィッセル神戸がここに来てようやくボールも、チームも回り始めている。夏の移籍市場で獲得した酒井高徳、ベルギー代表フェルマーレンに加えて、ゴールキーパーの飯倉大樹が一役買っている。

 走って、守って、ボールをつないで。

 ハイラインの裏をカバーして、自陣からスムーズにビルドアップしていくのは元々、横浜F・マリノスでやってきたこと。すぐにチームに溶け込めたのも、これまでの役割をそのまま求められているからだ。

「後ろが安定して回せるようになってケガ明けのアンドレス(・イニエスタ)の状態が上がってきたら“違い”をつくれるはず」

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photograph by J.LEAGUE

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