37歳になった亀井善行は、今のジャイアンツには欠かせない“脇役”だ。
「このチームで生きていくために、僕は脇役として何でもやらなきゃいけないんだということは理解しているつもりです」
去年までのプロ14年のキャリアの中で、規定打席に達したのは2009年と去年の2度だけ。しかも陽岱鋼、アレックス・ゲレーロ、丸佳浩と、他球団から獲得した主力級の外野手をまるで刺客のように送り込まれながら、今年の亀井は外野のレギュラーを確保。首位を走るジャイアンツのど真ん中にいる。
「僕がジャイアンツでここまで長くやってこられたのは、守備があったからだと思います。守備に関しては未だに誰にも負けていないと思っていますし、守備へのこだわりはかなり持っているつもりです」
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photograph by Kiichi Matsumoto