さっき、へたくそな詩を思いついた。仮のタイトルは『お前』。
私がお前と呼ばれたころ/お前を億の目が見た/兵庫県西宮市甲子園町阪神甲子園球場1丁目1番地盛り土の上/横浜高校、ピッチャー、松坂君。YとHの帽子のその曲がるひさしを/私が君と呼ばれたころ/お前はアメリカで丸太の腕の木の棒を役立たずとさせた/時速95マイル・ボストン発特別急行/私がそこのあなたと呼ばれるとき/依然としてお前はお前であるのだ/時速81マイル・時刻表きっかりのローカルトレイン/
即興のたわむれは忘れてください。2019年7月16日。ナゴヤドーム。松坂大輔の今季初登板の姿を映像に眺め「永遠の青春」を思った。
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photograph by KYODO