俺の話を聞け~とくればクレイジーケンバンドの名曲だが、まさか監督が選手を口説くときにこのフレーズを聞くとは思いもしなかった。栗山英樹は金子弌大(ちひろ=登録名を千尋から変更)に「とにかく俺の話を聞いてくれ」と言って、全身全霊、ありったけの想いを伝えた。栗山監督はこう言っていた。
「来るか、来ないかはどっちでもいい。とにかく俺の話を聞いてくれ、と言いました。この身体であそこまでのピッチングを完成させていくには、裏の努力や、ケアをどうしてきたかという想像がつく。そういったもののすべてを我々に下さい、という話をしました」
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