バドミントンのダイハツ・ヨネックスジャパンオープンが9月11日から16日まで、'20年東京五輪の会場となる東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、男子シングルスで世界ランク4位の桃田賢斗(NTT東日本)が初優勝を飾った。'16年4月に発覚した違法賭博の謹慎処分により、3年ぶりの出場。準々決勝で北京、ロンドン五輪金メダルの林丹(中国)、準決勝で世界ランク1位のビクター・アクセルセン(デンマーク)にストレート勝ちすると、決勝では同い年のタイの選手に圧勝した。
2年ぶりに日本代表に返り咲いた今年は、4月のアジア選手権で初優勝し、7月末に開幕した世界選手権ではとうとう初の頂点に立った。ただ、こういった成績もさることながら、注目すべきはビッグネームをことごとくなぎ倒してきたことだ。4月から9月までの半年間に、リオ五輪金メダリストの諶龍(中国)や現在の中国のエース石宇奇、さらにはレジェンドのリー・チョンウェイ(マレーシア)を撃破してきた。
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