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設立22季目を終えるWNBA。リーグが直面する成長の苦しみ。~女子バスケの脆い経済基盤と、待遇改善の狭間で~

 今シーズンのWNBAは、渡嘉敷来夢が参加を見送ったこともあって、日本ではあまり話題にならなかったが、世代交代など話題豊富で盛り上がりを見せたシーズンだった。実際、WNBAの試合を全米中継するESPNでは、レギュラーシーズンの視聴者数が昨季と比べて35%上昇したと言う。

 中でも話題を集めた1人がオーストラリア代表でもあるリズ・キャンベージ(ダラス・ウィングス)だ。5年ぶりのWNBA復帰でリーグ得点王となり、7月17日にはリーグ史上最多の53点を記録。MVP候補にもあげられる活躍に加え、明るい性格で人気者だ。

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photograph by Getty Images

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